埼玉県川越市にある「介護老人保健施設プライムケア川越様」に「コールスイッチ(簡易ナースコール)」と各種センサーを導入しました。
施設の2階と3階の居室およびトイレ、脱衣所内に設置されている既存のナースコールを一新することを検討していました。既存のナースコールメーカーに入替えを依頼すると、費用が高額になるだけでなく、入替えに約90日間もかかってしまうという問題を抱えていました。
2階と3階の計4ユニットに親機と呼ばれるメイン受信機をそれぞれ配置し、各居室・トイレ・脱衣所には押しボタン型の「コールスイッチ」の設置を提案しました。併せて、入居者の動きに合わせてセンシングして通知を上げる、マット型の「ふむふむセンサー」・離床用の「起き上がりセンサー」・ベッドから足を降ろすタイミングで反応させる「超音波センサー」を提案しました。また、メイン受信機の通知状況が手元で分かるように携帯用ペンダントも提案しました。
当初、検討していたナースコールメーカーによる入替えに比べて費用をだいぶ抑えることができました。また、入替も半日で完了したので施設運営に支障をきたすこともありませんでした。導入したコールスイッチや各センサーについても携帯用ペンダントによる一括管理が可能で便利です。ペンダントには登録した番号が表示されるようになっているので、どの部屋からの呼び出しか迷うことも無く、職員も素早い対応ができています。結果として、入居者様の安全を守ることができ、職員の負担軽減にも繋がっています。