埼玉県久喜市で2022年7月より看護小規模多機能型居宅介護施設を新規で展開される「ケアステーションよすが」様に、1階の各居室や医務コーナーには簡易型ナースコールシステム「コールスイッチ」を、トイレ内や脱衣室には「水回り用埋込みスイッチ」を導入しました。
新たに施設を立ち上げる際にナースコールの設置が必要不可欠となっていましたが、従来のナースコールシステムは費用が高額な上に配線工事など大規模な工事も必要になる等、コストと時間のかかるものでした。そこで費用面と施工にかかる日数を削減することができる商品を探していました。
CAREaiスタンダードシリーズ「コンセントコール」を提案しました。このコンセントコールは施設内の電気配線を通信線として利用する独自のシステムなので、特別な配線工事の必要がなく導入に時間がかかりません。さらにこのコンセント間通信に加え「無線通信」も併用しているため、他社製品よりも安定した通信環境が構築できます。
コンセント間通信と無線で、安定した通信強度で利用することができております。事務所に設置した受信機の他にスタッフが携帯し、通知情報を受け取ることができるペンダントも導入したので、入居者の呼び出しコールに合わせて迅速に駆けつけることができています。送信機と受信機を各設置場所のコンセントに挿し込むだけなので、必要に応じて取り外しや移設を行なうこともできます。また、一般的なナースコールの設置費用に比べて大変安価でかつ「設置」にかかる時間も約2時間で導入することも出来て満足しています。
呼び出しスイッチだけではなく、入居者の転倒予防を図るため介護ベッドの下に設置可能な超音波センサーも併せて導入しました。いずれも新規オープン前に設置することができ、安心して入居者を迎えることができました。