建屋が築40年をむかえ、施設の老朽化と設備の更新が問題となっていました。ナースコールも更新の時期を超えた為検討したところ、最新のナースコールを導入すれば多額の費用が掛かることがわかりました。施設自体の建て替えも視野に入る中、そのような高額な設備をこのタイミングで導入する事は無駄ではないかと考えていました。
CAREaiコンセントコールを提案しました。ハカルプラス独自のコンセント間通信は、各お部屋の既存のコンセントに機器を差し込むだけで、壁の中を通る電力線を利用して安定した通信が可能になります。携帯型受信器「ペンダント」は連携機能があり、スタッフ間の駆け付けによるバッティングを防ぎ効率的な介助を実現します。またこのシステムは、離床徘徊センサーも併用する事が可能で、Wi-Fi等の通信設備は不要です。出来る限り安価にナースコールを導入したい、それでも一定の機能と安心感は必要とお考えの施設に最適です。
3階分のナースコールを「コンセントコール」に入れ替えしました。1階の通知は2階で受信するようにしてあります。ペンダントで館内のどこにいても通知を受けることができ、効率的な対応ができるようになりました。
通用口にはコードレスのマットセンサー「ふむふむセンサー」を設置し、出入りの見守りもしています。簡易的ではありますが、通信の安定感も機能的にも大変満足しています。