横浜市にある医療法人すこやか高田中央病院様へ「起き上がりセンサー」を使用したCARE ai 離床検知システムを導入致しました。
既設のナースコールに通報をあげるベッド一体型離床センサーを導入していました。意識障害を伴う若くて動きの早い患者さんが入院された際、離床の通報を受けて駆けつけてみると既に立ち上がり移動を始めている状況が頻発、その転倒事故リスクに苦慮されていました。「転倒予防にセンサー一体型ベッドの有用性は医療安全委員会で検証されていましたが、民間病院での一括購入は費用対効果の面から厳しい状況」(医療安全委員長 長谷川先生)の意見もあり、安価かつ即報性の高い離床センサーを探しておられました。
患者さんの離床時に早く駆けつけるため、ベッドで上半身が起き上がった時点で通報する弊社「起き上がりセンサー」を提案しました。この「起き上がりセンサー」は検知から約1秒でナースやケアスタッフが携帯するペンダントに通報するので、動きの早い若い患者さんに対しても有効です。弊社「CAREai離床検知システム」は各病室にある通常のコンセントに送信機を挿し、受信機をナースセンターに設置するだけで簡単に通報システムを構築する事が出来る為、大掛かりな工事も必要なく、最小限のコストで導入が可能です。
患者さんがベッドの上で動き出して約1秒で通報してくれるので、苦慮していた急性期の若い患者さんへの駆けつけ看護で間に合わない状況がほぼ解消しました。これは病院が常に抱える突発的な転倒事故の低減につながり、センサーの誤報が少なく、ナースコールと切り離したシンプルな運用の為、CAREaiのアラーム鳴動は転倒で危ない状態=転倒警報というスタッフ間の共通認識が生まれました(病棟師長談)。コンセントの口さえあれば簡単にセンサーの設置先が変えられる「CAREai離床検知システム」は、患者さんの入れ替わりが早い急性期病院に向いているし、新たな工事費もかからないのでコストメリットもあると思います。今後、運用面等も見直しながら台数を増やし、医療安全の面からもベンチマークしていこうと思います(医療安全委員長 長谷川先生談)